入り口のそばにいるスパイ

ひとけのない路地に建つ一軒のバー。その入り口のそばには、いつも男が一人立っている。

西松清一郎

12分 (6,650文字)

91 7,816

あらすじ

ひとけのない路地に建つ一軒のバー。その入り口のそばには、いつも男が一人立っている。「この男はスパイではないか……」 気になった「私」はそのバーに入っていくが―――

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感想・レビュー 5

酔うような短編

洒落たガジェットと適度かつ雰囲気のある風景の描写、物語にあわせて高まっていく緊迫感と非現実感などが拝読していて心地よかったです。一度読んでから二度目を読み返す楽しみもあり、構成も上手いと感じました。
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鋭い

主人公でした。
ネタバレあり
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凄い

最初から最後まで、手に汗握る展開でした。 そうですか。 スパイは確かに入り口の側に居たわけですね。 分からないようで、実は全てが繋がっている。 まるで杉下右京にでもなった気分でした。 いや、面白かった
ネタバレあり
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