箱館元町珈琲茶房

魔法の珈琲は、メニューにありません。

藤原ライカ

45分 (26,796文字)

39 600

あらすじ

箱館元町にある珈琲茶房。初雪が降った日、人ならざる美貌の貴族が現れた。「どうか、貴女のおそばに。全身全霊で護ります」雇われ店主の倉橋花純は、いつもの珈琲を淹れて「まぁ、どうぞ」と、伯爵をもてなした。