詩は駆ける。

デブが走り出さない話です。

ばばおうちかえる

8分 (4,544文字)
10代後半は中原中也に傾倒してました。

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あらすじ

しない理由はいくらでも出てくるっていうお話です。 コンテスト「走り出す」に応募するやつです。 Bonjourの辺りで「勝ったわ」って思いました。 本当は「詩(うた)駆けぬ」ってタイトルでしたが、

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

走り出すのが難しくとも

ゆっくり 薄皮を剥がすようにゆっくり 遠い日に たどり着く憧れの境地を掲げ 歩み出す 静かな祈りをぐつぐつ煮詰め 柔らかな 心の底を優しく労わりながら それでも あきらめてしまいませんよう
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