淡雪

またも気紛れ。掌編です

葛城 惶

BL 完結
3分 (1,635文字)

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あらすじ

 降り積もる.......の言葉から連想した話です。  が、どうしてこうなった?!(;^_^A

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

登場人物たちに興味が湧いてきました

まず、感じたのは『色彩』 情景が浮かびやすく すんなりと入ってきて読みやすかったです 冒頭の台詞。そしてその戦争に出て命を散らす主人公 切ないなぁ… 兄さんは、諦めだけの人生を送ってたのでしょうか?
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比喩表現がとても美しい

色々なところに比喩表現が使われており、とても美しいなと思いました。また、ですます体とだ・である体を地の文と呼びかけ(?)で使い分けているのもすごいです。 美しい比喩表現が使われていることによって、より
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降る雪は読み手の心にも淡く積り

兄弟の、もどかしくはかない恋情が胸に迫るようでした。 弟の一途な想いを、兄は優しく大らかに受け止め包み込んでいたのでしょう。 最後の終戦、レイテ島陥落の文字が目に刻印されるようでした。
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