忘れ物のメッセージ

かつてもらった短冊が、今も俺の想いを募らせる。

狗夜 凛

恋愛 完結
9分 (5,121文字)
打たれ弱いので、優しい目で見てください(笑)

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あらすじ

『七夕の夜、別れた彼女を思い出す。  いや、俺はずっと忘れたことなんてなかった。  この短冊を見るたびに、消えない想いが膨らんでいく。』 エブリスタ初投稿です。 読んでみようと思ってくださった方、

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目次 1エピソード

感想・レビュー 3

超・妄想コンテスト『降りつもる』裏会場👑金賞受賞作品

言葉のチョイスが秀逸な恋愛作品。世界をどこか遠くから間接的に眺めている様な描写から、主人公の抱えているものへのスムーズな移行、そしてそれがどれほどキラキラしていたのかを切なく静かに語り、疾走のクライマ

表現がキレイ

表現の仕方がとにかく美しい。 この一言につきます。 そして、主人公に感情移入できるほどのテンポのいい文章と書き方。 胸の奥が熱くなる程に感動してしまいました。 泣きたくなるほど芯の通った言葉の数々に
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美しい出だしが、引き込まれます。

表現の美しさが心地よい。 読後は、素敵な恋愛に触れた、そんな気持ちで満たされた。 どんどん逸って行く主人公の心が伝わってきて、応援している自分が楽しかった。 七夕の晴れた夜空をイメージしながら読めた