白菜の糠漬け

どんなに幸せそうに見える家庭でも家族一人一人の運命が隠されていて、波乱の兆しが潜んでいないとは限らない。

中野つばさ

4分 (1,923文字)
辛いと思っていた時期にこそ一片の幸せが隠されていた事が、その後の体験から分かり、懐かしく切なくなるのです。

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あらすじ

  京都近郊の都市の駅前ビルで、ビル診をしていた私は余りの忙しさにアップアップしていた。仕事ばかりの自分の生活に比べ、お向かいの野々村さんは冬になると自家製の白菜漬けを漬けたり、週末になると家族で賑や

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