陛下の寵姫

愛憎は魂の形すら造り変えてしまう

あおい

恋愛 完結
11分 (6,245文字)

10 139

あらすじ

「恐れながら陛下、愛とは時に人をここまで残酷で冷酷にするのですよ」 城下の町に号外が飛んだ。内容はアナスタシア皇后にリリアン側妃が毒を盛り、暗殺未遂を謀ったというものである──。

感想・レビュー 3

残酷な、大人の絵本。

文章から『良い匂い』がするほど美しい作品です。 6000字とは思えないみっしりとした重厚なストーリーに胸がいっぱいになりました。 この感動を他の読者さんにも味わってほしいので、ネタバレなしでレビュ
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きれいな文章でした。

これまで読みやすい文章を目指していました。 この作品を読んで、きれいな文章も重要であるように思いました。 救いがあるのかどうなのかという部分で苦しく思うことはありますが、 続きを想像して楽しみます。
ネタバレあり
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愛はいつも狂ってるもの

狂気の両想いの物語。 両想いであるのに何処まで行っても幸せを掴めない2人の激しい感情が美しい言葉で綴らていて、とても素敵でした。 クラシック音楽を聞いているような、そんな気分になりました。 障害にぶつ
ネタバレあり
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