笹迷宮

今なお立山連峰で語り継がれる佐々成政の埋蔵金伝説の話です。不思議譚好きな方にはお勧めです。

鶫 直久

9分 (5,039文字)

7 101

あらすじ

鉱夫の高尾覚太郎は、偶然上山健彦という山岳研究家と名乗る男と出会い、彼の不思議な旅に同行することとなる。然しそれには条件があった。それは「旅の目的や理由を聞かない事」だった。不振を募らせながらも同行す

タグ

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

この作品自体が「埋蔵金」のような感覚になりました。

 自分としては初めて読んだ、埋蔵金モノです。「伝聞」の持つ不確かさと、時代から時代につながっていく神秘性、他方では圧倒的なリアリティもあって、ロマンと、欲と、世界の広がり――。すべてがとても印象的でし
ネタバレあり

この作品を含むお気に入りリスト 1件

その他情報

公開日 2022/6/11