雨音くんと苺ちゃん

「いつか必ず、ちゃんとしたのを渡すから」俺と苺の、雨上がりの約束。

わたなべめぐみ

青春 完結
17分 (9,634文字)
ナツイチ小説大賞「恋愛短編部門 」の最終候補に選ばれました。

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あらすじ

「あーまーねーくーん、イチゴあるー?」  すっきりと晴れ渡った初夏の日。幼なじみの苺が露地イチゴを食べにくる。  畑で育てる露地イチゴは、梅雨の足音が聞こえる前に収穫を終える。俺たちが口にするのは出荷

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

大人の雨音くん

雨の気配を心地よく感じました。 落ち着いた雰囲気が漂うのは雨音くんの雰囲気のせい? (高2!?)と、終盤で驚きました。 彼女との小さな波乱の予感を漂わせ、あちこちに残ったちょっとしたフラグの余韻を感じ
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