ぱるぷ・ふぃくしょん

あたし達の距離は多分、百億光年くらい。

さくら花菜

恋愛 完結
13分 (7,622文字)
妄想コンテスト『忘れもの』参加作品です。よろしくお願いします。

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あらすじ

四角い部屋でふたりきり。けれど、ふたりは親友でも恋人同士でもない──。 時間を止めてしまった男女が繰り広げる、安っぽくて低俗で、でもほんの少し切なくて甘い、ちょっとおかしな浮世絵巻き。 ※Pulp

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感想・レビュー 2

キラキラした忘れ物を見つけて

女の子の気持ちは複雑怪奇。だけど玉ねぎみたいに丁寧にそれを剥いていったら、キラキラした何かが確かにあるはず。それが『忘れ物』というテーマのなかにそっと忍ばせてあるから。読者をときめかせてくれる作品であ
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この小説の好きなとこ!

ハリネズミみたいなふたり。 近づいては離れてく……。 ラストの隠し技に隠された言葉に、きゅうっと胸が締めつけられました。 そして空気を生み出せる文章を書けるって、本当に羨ましいです。
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