扉を閉めて、鍵をかけて。

死神には生命の火が消せるって言うじゃないですか?それ、嘘ですよ。

ヲトブソラ

ファンタジー 連載中
36分 (21,092文字)

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あらすじ

死神には生命の火が消せるって言うじゃないですか。 それ、嘘ですよ。 わたしたちに火を消す権利などは無く、ただ、生命の側に行き、灯が消えるまで寄り添って、お話をする。 それがわたしのお仕事だ。

感想・レビュー 1

人への愛に満ちた作品

 物語はこれから始まる大きな物語を迎えるべく、まず一人の人間の死を描いている。淡々とした語り口だが丁寧に語られているので、無機質さや冷淡さは見られない。暖炉の前で火を眺めながらゆっくりと向き合いたい優
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