さくらんぼ

さくらんぼが実ったのが許せなかった。おじさんはそんな理由で桜を蹴り倒した。

都々井 つつ

5分 (2,512文字)
彼女が誰を好きだったのかは、ご想像にお任せします。

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あらすじ

 義理の母親から届いたさくらんぼを見て、吉乃は小学生の頃、家の庭にあった鉢植えの桜のことを思い出した。  子供の背丈ほどの桜だったが、毎年花を咲かせ、そして咲くたびにそれを見に来る「おじさん」がいた。

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