感想・レビュー一覧 3件

立場は違えどままならない二人

 読了し、ちょっと言葉になりませんでした。男性同士、気持ちに折り合いが付かずも整理を付けた二人の、はじまりから一時の終わりを双方の感情で描いた作品でした。  ん、違うな。整理がつかなかったからこそ、立
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繰り返されるテーマは作者の核

こちらの作品は小波さんの別作品である『六夜目が明けたら』を思い出しながら読んでいました。 家族から快く思われない海外での生活や男性同士の恋愛。誰かが決めた枠組みに苦しめられたり逃れたがったり諦めたり
ネタバレあり
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悲しいリアルを描いた「よそ者」2人の交流

すごい作品だ、と思いました。 読み進めるたびに苦しくなります。 「We(私たち)」の世界から「よそ者」扱いされる若者同士の交流が、悲しいリアルとして描かれています。 綺麗事を抜きに淡々と語っているから
ネタバレあり
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