勿忘草(わすれなぐさ)

その薬屋は、『忘れ薬』を取り扱っているらしい。

中越 景(日向 スバル)

12分 (6,890文字)
超・妄想コンテスト「おくすり」優秀作品!

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あらすじ

どんなことでも忘れられる薬。 そんな夢のような薬を取り扱っている薬屋があるらしい。 お楽しみを。そして願わくば、貴方の心に響かんことを。

感想・レビュー 1

忘れることは悲しいこと

忘れ薬なんてものがこの世にあったら世界はどうなってしまうのだろう、と考えていました。 100万もする忘れ薬。使うとなれば相当の決心が必要な額である。それでも、忘れたいと思うほどのものを持ち合わせている