ひとひら、ひらひら

高校三年生の冬なんて別ればかりが舞っているものだと思っていた。

池田春哉

青春 完結
4分 (2,002文字)
超・妄想コンテスト「犬」で優秀作品に選出されました。ありがとうございます。

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あらすじ

 雪が降っている。  ほろりと雲のはしっこが欠けて落ちてきたような、やわらかな結晶がアスファルトに積もる。春が来れば、溶けて消えるのだろう。  それと同じだ。  眠そうなクラスメイトも、声の大きい先生

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