祇音少女

十五の母は母性を宿すにはまだ幼すぎたのかもしれない それでも2200gで生まれた幼子はその紅葉の様な手で懸命に母を探した

mana

12分 (7,003文字)

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あらすじ

祇園花見小路の老舗のお茶屋一二三で生まれた一二三琴音とその娘、祇音。 老舗のお茶屋一二三で生まれた琴音は15歳で実家を飛び出し、若くして娘を出産。 「この子には祇音という名をつけて、そうすればこの

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