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「この子ならば仕方ない」と思われたい
キャラを作る時、自分の中でこういう特徴を持った子と言うのをある程度決めて書き始めるんですけど…その子特有の〝特徴〟みたいなものをもって、読者様に「この子ならばこういうことをしても仕方ない」と思われたらキャラづくり成功だと思っています。
『そろくい』https://estar.jp/novels/25558279の花々里はとにかく食い意地が張っているヒロインだったので、食に関することを絡めれば大抵のことは「花々里だから」で許してもらえてました🤭
逆に頼綱は話の通じないところがあるズレたヒーローだったので、花々里の言動を斜め上な捉え方をしても「頼綱だもんね」で許してもらえるかなって思いながら書いていました。
これが一番成功したのはきっと『キス先シリーズ』https://estar.jp/series/11769864のヒロイン、日織だと思います。
よく読者様から「ひおたんだから」ってコメントを頂いていたのを覚えています。
日織だから突飛なことをしても許される(笑)。
そんな感じでした。
逆にこれがうまくいかないと、読んだとき気持ち悪いのかなって思ったりします。
このキャラがこういう行動をとるはずがないのに何で?
そう読み手に思わせてしまったら興覚めだなって。
お話をこういう風に持って行きたいという思いが強すぎると、この捻じれが生じがちなので、書いている時は〝この子ならどうするか〟を忘れないようにしたいなといつも思っています。
これがね、案外自分では客観視出来ていなかったりして…本とか形にしようとした時、お友達に読んでもらったりすると「ここはこう動いた方がこの子らしくない?」って指摘されてハッとするとか結構あります💦
下読みしてもらっていない分、連載中の作品はこれをやらかしていそうで怖いです💦
(あと数日で非公開にする予定の『クレープ日和』https://estar.jp/novels/25952699にも実はそういうところが一か所ありまして、今はそのままで公開されているんですけど…別の形で世に出すときは、そこがちゃんと訂正されたバージョンで公開する予定です💦)
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【我が家の生き物語り】
↓ほぼ同い年の妹(長女)に物申すつくね(笑)。強気!🤣
(2024/06/13)
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