図書館で読めない彼

いつも同じ本を図書館に借りに来る彼。だけどその本は、そもそも彼が寄贈してくれたものだった。

Nazori −ナゾリ−

4分 (1,828文字)
図書館のあの独特な雰囲気は、いくつになっても好きですね。

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あらすじ

 私が務める図書館に最近通うようになった、大学生の彼。しかし彼は何かしら本を読んでいくわけではなければ、大学生らしく勉強していくわけでもない。  そんな彼のことが気になって、いよいよこちらから話しか

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