わたしの心臓をあげる(改訂版)

双子の姉は強くて美人。わたしは重度の心臓病で、夢を抱くことは残酷で傲慢なことなのだ。近未来SF。

藤雪花(ふじゆきはな)

SF 完結
11分 (6,540文字)
双子の姉妹で書き直しました。自分のクローンってどんなのでしょう。萩尾望都が大好きなので、AA´シリーズを意識して。

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あらすじ

 双子の姉の鈴は星間慰問団と行動するボディーガード。  同僚のジョウは婚約者でもうじき結婚予定だ。  ふたりはわたしに夢をいだけという。  そんな姉は、「わたしの心臓をあげる」と言った。  夢を抱

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

確かに、あるかも。

一足先に、近未来を垣間見たように思いました。 双子ならではの愛、だからこそのジェラシー、残酷な運命…からの逆転。 我が職場でも、実際に日常的に、看取り対応の方より先に、元気そうな方が思いがけず亡くなる
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