記憶の宝箱

臆病を後悔した数年前の話。

マシロ セツナ

恋愛 完結
3分 (1,230文字)

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あらすじ

誰にも言えない恋をした。誰にも言えない秘密を増やした。 臆病な私は見てるだけ。もどかしいあの頃の苦い記憶も、優しい想いも今も大切に閉まっている。

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目次 1エピソード

感想・レビュー 1

自分の過去を思い出させる

当時は酸っぱく思えても今思えば、そこには確かな余韻が心に広がる甘みがあったことを思い出しました。 年齢を重ねて無駄が多い経験や知識で厚化粧した自分の感性では、昔の淡く繊細な水彩画のような思い出の前に