『山道にはご注意を、迷わぬようにご注意を。狐やあやかしにご注意を』

一宮そう

12分 (7,113文字)
超・妄想コンテスト『山』参加作品です。

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あらすじ

 ようやく峠を越えようという時、女はこう考えた。情に流されれば、身を滅ぼす。恨みにさいなまれれば心が朽ちる。とかく、この世は窮屈すぎる。  女は今、作家や詩人染みたことを考えるようになっていた。この峠

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