ただいま、我が焼け跡

祖国アルカディアで起きたクーデター。あの日の決断は、今もアデルの心に大きな影を落とす……

遠野 雨弓

11分 (6,039文字)
過去を振り払い未来へ進もうとする人々への希望のメッセージ

10 96

あらすじ

かつて「アルカディアの夜鶯(ナイチンゲール)」と謳われた天才ピアニスト、アデルは、10年前のクーデターで軍事政権が樹立されると同時に、自由を求めて祖国を後にしていた。亡命先は、音楽大国ヴァイセリア。祖

感想・レビュー 1

こんなことが今も世界のどこかで

レビュー失礼いたします。 ここに描かれていることが今も世界のどこかで、現実に起こっていることを忘れてはいけない。 それに対して、自分は何ができるかは考えなくてもよい。私たちにできることはほとんどない
ネタバレあり
1件

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