喋る本

妄想コンテスト「運命の一冊」応募作品です。

雉白書屋

コメディ 完結
3分 (1,678文字)

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あらすじ

「ただいまー!」  明るい声が家の中に響く。彼女は軽快な足音で階段を上がり、自分の部屋に入るとドアを閉め、ベッドに腰掛けた。鞄から一冊の本を取り出し、顔に近づけてすーっと匂いを嗅ぐ。そして、大きく息

目次 1エピソード

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