ザッキルテへの告白

少女達の告白を聞くだけの日々をおくる女性。その果てに起こる悲劇とは。

青威

26分 (15,023文字)

144 153

あらすじ

全寮制の女子校で、記憶力も理解力も持たないために、生徒達の不満や罪の告白の「聞き役」として使われる女性ザッキルテ。やがて起こる恐ろしい悲劇。果たして真相は。 この作品は私の連作短編集『マイダス狩り、

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感想・レビュー 4

ノベリスタ決勝に残っているのを発見し、改めてエブリスタからもレビューをしようと思いました。 自分が初めてこの作品を呼んだのは三年前。モバゲーからのレビューの日付を見て、ああもうこんなに経ったのかと驚
ネタバレあり
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ラストの余韻が絶妙。 ストーリーは完結のようですが、その後に続く“物語”を、怖いもの見たさで想像してしまう……。 読了後のモヤモヤと、後からジワジワと胸の奥を締め付けてくるギュウギュウ感が“た
4件
ザッキルテという存在について、考えさせられました。 何も言わず、理解せず、多感な思春期の少女が発する不安定な心の声を、そのスポンジのように空っぽの頭に吸い込み続けた彼女はある意味、学校という特殊な場所
ネタバレあり
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