#幻想文学

小説

群青図書館

色々な本を紹介するエッセイです。（偏愛100%）

襲う字

特定の人間を襲い、身体に貼り付いた文字を、一字ずつ剝し掃除する作業は、そりゃもう大変！。文字なんて大嫌いだ！(-_-#)

“葦アート”を見る前に知っておきたい二、三の事柄

“葦アート”は、ウイルス対策の起死回生となる？それとも悪なる存在？「足あとを残すと殺される」という伝承の背景を読み解け！

白詰草

ベックリンの「聖なる森」にインスパイアされました。

あなたの星は琥珀色

星降る夜に語られる、少女の希望の物語です。

注文の多い書店

「注文の多い料理店」をパロディにした大人のための童話

ザアザア降りの雨

豪雨の日、自死してオオサンショウウオに生まれ変わった娘と母親が再会する

贄の戀、あるいは金魚たちの夢

恋した人は、夢の中の人

厭世的文學青年達の微睡めない星月夜、

毎週日曜更新。短篇をすこしずつ載せます。

「孤立の澱。」

戯れ言は悲劇の中で。

たろとちよ

人間の青年と、人間ではない少女が交わした、禁じられた約束の話。

贄の戀、或は金魚たちの夢

うつし世は夢、夜の夢こそまこと

｢水温。｣

「なんだか、全部遠い感じ。」

「Ｐr[e/a]y Ｓhadow。」

「イタリア圏の神様が砂時計を司るって言ったら、君は信じる？」

パラドーム

　神様は、居ない。

「波残り」

「冬の海は遊泳禁止で。」

足跡が雪の下に消えたら、なんだか、また君に会える気がした。

「アムリタ。」

虚ろな眼差しで。か細い指先で。どうやら彼女は、正真正銘、天使のようだった。

「Ｐurple Haze。」

夢の中。水の底に似た重い空気。泳ぎを忘れた魚のように、溺れているのは、だれ？

「月夜に踊るマリオネット。」

この感情を、どんな言葉で表現しよう。例えるなら、共依存なのかな？

「Ｐrincess Ｄizzy。」

「特別な『餌』の血の味わいは、香り高いチョコレートに似て。」

ｗelcome to Ｎetherland。

「……気温、17度。湿度、42パーセント。―――今日も、世界は静かです。」

勝手に賑やか

いかにして私達は自己とゴーストを区別しようと努め、そしてその幻想から解放されるのか

存在しない虚構を懐かしく思い出すこと。私達を取り巻く、いまだ生まれないゴーストの実在について。

球転がし

短編集