#終戦

小説

トワイライト

月と太陽の光が交わらないように私達の道もまた……違えてしまった。

次郎の終戦

消えた夏

昭和20年夏、破滅に向かった 日本の、一人一人のドラマ。

合縁奇縁〈短編〉

いつか生まれ変わったら。

九十五年の木

八月十五日午前一時まで、あと五分。 ひいばあちゃんは、ふいに語り始めた。

廃線と老人

　夏休みを利用して旅をしていた宗一は線路を壊している奇妙な老人を見かけた。

手紙

村の 秘密の祠。それと頭がイっている村外れの住人。僅か数年の間、村に何があった?

あおの、そら。 ─The blue sky cut off by the window.─

　彼女はずっと窓の外を見ていた。 来るはずの無い人を、待っていた。

話歌 ９

日本人

この国の人間として。

　病む鎖

黒い鎖に繋がれて……