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Web小説を盛り上げたい!
網本平人
2019/7/13 | 更新 2019/7/13
面白い! エブリスタ以外の小説紹介トピック
コチラではエブリスタ以外、主に市販されている小説などを紹介して頂きたいです。 創作の参考になるようなプロの方が書いた本を、オススメし合いましょう。
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三村 薔
2021/5/31 11:58
アニメやるので。
錆喰いビスコ
瘤久保慎司:著 電撃文庫
第24回電撃大賞銀賞受賞作品。
とある兵器によって、すべてを錆つかせる「錆び風」の発生し、文明が衰退した世界。
キノコを操る「キノコ守り」の少年・赤星ビスコは、錆に冒された老恩師を救うべく霊薬「錆喰い」を求め旅をしていた。
邪悪なる知事・黒革の指名手配によって追われる中、ビスコは同じく錆に冒された姉を持つ少年医師・猫柳ミロと出会い、彼も巻き込んで疾風怒濤の冒険へと出る。
────
キノコと聞いて、かなり久しぶりに読んだラノベでしたが、圧倒的でした。構成力が素晴らしい。本筋に必要な登場人物が序盤ですべて無理なく揃います。掴みも、主
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琴廻 スズ
2020/11/27 22:32
自宅待機中に読んだ本です。
個人的趣向のチョイスです。
『いまさら翼といわれても』米澤穂信
本作中の『鏡には映らない』がとくに好き。物語の謎の想起(ホワイダニット)から展開していく様子。解決まで面白かった。
『タイム・リープあしたはきのう』高畑京一郎
米澤先生がおすすめされてたので。(電撃文庫初めて読んだ)
かなり入り組んだプロット。ラノベ前世紀の作風。
『火刑法廷』ジョン・ディクスン・カー
八つ墓村もこれ狙っている構成だった気がします。こっちが元祖ですかね。最後の数ページでなるほどとなりました。
『ハローサマー、グッドバイ』M・コーニー
独特な世界観。中盤まではちょいちょい???が。
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網本平人
2020/11/13 22:03
>>83
・三村 薔 さん
『猟奇歌』読み始めてみました。
凄まじい内容ですね(笑)
短歌にはあまり馴染みがないのですが、どちらかといえば綺麗なイメージがあったので、こんな表現もあるんだなぁと勉強になりました。
自分だけではたどり着かなかった作品だと思います。紹介ありがとうございます。続きも読んでみます。
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84・
天野アンジェラ
2020/11/13 12:39
>>82
・HEITO さん
おお、早いですね!
あの面白さが伝わって嬉しいです!
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三村 薔
2020/11/13 8:52
『ドグラ・マグラ』のような大作が読み切れるなら、短編作品もぜひ。短歌の『猟奇歌』もいいですぞ。怨嗟の籠もった強烈な言葉がいっぱい。青空文庫でも読めます。
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網本平人
2020/11/13 5:51
>>81
・天野アンジェラ さん
ドグラ・マグラ、読み終わりました。
めちゃくちゃ面白かったです。
こんなミステリーもあるんですね。
これは読んでよかったなぁ。
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天野アンジェラ
2020/11/1 17:56
>>79
・HEITO さん
おお、ぜひ。
と薦めていいのかわからないけど笑、HEITOさんは苦手じゃない作風かも!
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80・
三村 薔
2020/11/1 15:34
いつかエッセーのほうでも紹介したいなーこれーと思いつつ、岩波文庫で「原案」のほうを読んだのでこれを紹介。
『琉璃玉の耳輪』
津原泰水:著/尾崎翠:原案
河出文庫
あらすじ
昭和3年。名探偵・唐草七郎の弟子である閨秀の女探偵・岡田明子は、謎の婦人から奇妙な依頼を受ける。琉璃玉の耳輪を着けた生き別れの三姉妹を探し出し、一年後の今夜には丸の内ホテルの指定した一室に集めてほしいというものだった──
幻の作家・尾崎翠が、生前に映画脚本として懸賞に出した幻の探偵小説が、津原泰水の手で現代に蘇る!
冒険ありアクションあり百合(?)ありの奇想天外な要素を詰め込んだ探偵小説。
尾崎翠は独特なユーモアやエロ
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網本平人
2020/11/1 15:25
>>73
・天野アンジェラ さん
ずっと気になっているけど、読めていない作品でした。
この機会に読んでみたいと思います。
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2020/11/1 12:05
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77・
天野アンジェラ
2020/11/1 11:59
>>76
・軒下瑞燕 さん
悲しすぎるww
まぁでもたしかに、暗い作品がほとんどですよね…。
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2020/11/1 11:55
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75・
天野アンジェラ
2020/11/1 11:51
>>74
・軒下瑞燕 さん
そうです、夢野先生の。
全ての謎が解けて希望が見えてくるラストを期待していたのですが、むしろ絶望に叩き落とすラストで沈んだ気持ちになりましたw
でも本当に面白かった…。
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2020/11/1 11:21
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73・
天野アンジェラ
2020/11/1 11:19
ちょっとしたきっかけで最近ずっと読み進めていた『ドグラ・マグラ』を読破しました。
グロ耐性ゼロなので、途中数回…なんなら最後のページまでギブアップしそうでしたがw、それを除けばめちゃめちゃ面白かった…。
掴みからもう釘付けになって、論文みたいな難しい内容も文章がわかりやすいからするする頭に入ってきて、一度も興味を失わないまま最後までぐいぐい読まされました。
後味は悪かったけど、とんでもない大傑作でした。
これこそが小説だと言われたら、もう自分の作品なんて人目に晒せないと思うくらいw緻密で入り組んだ構成でそれでいて明瞭な、物凄い作品でした。
世間的な評価はどうなのだろうと思ってAmazonのレ
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72・
今野 綾
2020/9/3 7:20
>>71
・天野アンジェラ さん
こちらこそ機会をくださりありがとうございます!
まだまだ読んでない作品が多くて…
太宰作品は大体男がダメ男なのに何故か憎めないんですよね
太宰治そのものって感じがします(笑)
昔の方が小説の作法とか、そう言うことは置いておいて書きたいように書けていたのかもしれないなぁと思いました
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天野アンジェラ
2020/9/2 20:32
>>70
・今野さん
おお、ありがとうございます。
そうですね、ストーリーとそれを書く自分の頭の中が交差していて、まさに書き手の脳内って感じです!
私はこの作品を評価しているけど、たしかにこの作品で太宰デビューしたら苦手になるかもしれないですw
あとこれを太宰以外がやったら多分苦手だと思います。笑
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70・
今野 綾
2020/9/2 18:29
>>65
・天野アンジェラ さん
気になって読んできました
他の作品に比べるとごちゃごちゃしてますけど、なんて言うのか…太宰の頭の中に居るみたいな面白さがありますね(笑)
著名な作家であり、尚且つ何をしても許されるような憎めない人だと私は思っているので、これはこれでありかなー
でも、別のちゃんとした作品の方が読みやすい!
この作品から入って、わけわからんって太宰治嫌いになられたら困ると思った、太宰治ファンでした
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69・
網本平人
2020/8/25 18:58
>>68
・天野アンジェラ さん
そうですね。確かに技法としてあの方法を用いていたという感じは薄いかも。すごく感情的というか、作品としてある人間失格とは全然違う印象。あちらを読んでなかったら、受け取り方も大きく変わっていただろうなと思いました。
同じ題材で、違う切り取り方をしているところに注目できるのも面白いですね。互いの作品で表現したかった事が、もっとよく見えてくるかも。
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天野アンジェラ
2020/8/25 18:18
>>66
・HEITOさん
すみません、書き途中で送信押してしまったのでやり直し💦
・・・
おー!わざわざ読んでくださりありがとうございます。
書きながらその時の気持ちを組み込んで行くって面白いですよね。まあ、太宰だから成り立つ感はありますけど…。
多分これ、技法とかじゃなく、本当に苦悩を丸ごと書いたんだろうなって私は受け止めたのですが、太宰がこんな気持ちで書いていたというのは、多くの小説書きにとって心強い記録かもしれません。
人間失格はこの辺けっこう…言葉の掛けようもない感じだったけど、これを読むとなんか、繕っているとしても笑える時間があってよかったな…と思いました。でも、ラス
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2020/8/25 18:13
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66・
網本平人
2020/8/25 15:39
>>65
・天野アンジェラ さん
気になるので読んでみました。
面白かったです。
いままでこういうメタ的な小説はいくつか読んだ事がありましたが、ここまで自身と向き合ったものは始めてかも。
人間失格の方は、もっと普遍的な、というか、色々な視点からの共感を得られるものに思えるましたが、こちらはそれより独善的な印象。その分、幾らか切り口が絞られてくるので、深い考察を楽しみやすいのかなぁと思いました。
私自身は人間失格の読了後には大きな虚しさを感じましたが、こちらはそれよりは淡い光のようなものを感じたかも。ただ、作者のその後を知ってしまっているので、それが余計に悲しい。
アマチュアと
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天野アンジェラ
2020/8/24 19:00
太宰治の『道化の華』読んだことある方、います?
大庭葉蔵が心中から助かった後の数日を書いてるやつです。
話の途中でちょいちょい作者の語りが入って、今だと叩かれそうな構成なんですけどw、作品として有無を言わせないくらいに成り立っててすごいなと思いました。
自信がなくて苦悩する姿と、どう考えても才能ありすぎな文章のギャップが、「作家にはその作品の価値がわからぬ」という言葉そのままで、とても興味深かったです。
世間の評価はどうなのだろう。
読んだ方のご意見聞きたい。
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三村 薔
2020/7/24 11:31
『羽ばたき』
漫画:鳩山郁子
原作:堀辰雄
"子供は一人きりでは決して夢を見ないものだ。彼等はいつも一塊になって、共通な一つの夢を見ようとする。"
鳩の棲む塔で、怪盗ジゴマごっこに熱中するジジとキキらの少年たち。
ジジは母が亡くなったことで、貧困から本物の怪盗となる。キキはジジを探すが……。
『風立ちぬ』『美しい村』などで知られる堀辰雄が、残酷な現実を神話的に昇華させたファンタジー短編を、鳩山郁子がコミカライズ。原作小説と長山靖生氏による解説も収録。
※
堀辰雄にこんな素晴らしい短編あったのかと、少年もの好きとして感動。
もちろん鳩山郁子さんによるコミカライズも最高
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2020/2/3 23:13
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2020/2/3 23:10
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三村 薔
2019/12/31 10:17
芥川龍之介+げみ『蜜柑』立東舎
名作古典と人気イラストレーターのコラボした『乙女の本棚シリーズ』。第七段は芥川龍之介の『蜜柑』。
今年最後の本はこれにしました。一応冬の本ですよ。
イラストレーターさんのことはよく知りませんが、とてもよかった。蜜柑が投げられるシーンの見開きがはっとするように印象的。
以前『外科室』を紹介しましたが、このシリーズとても良いです。
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60・
三村 薔
2019/12/14 12:29
雪の積もる冬に読んでこそふさわしいおすすめの三冊を紹介します。
図書館に眠ってないか探してみてね。
『氷の城』タリエイ・ヴェースオース
少女シスと、一日だけの友達だった少女ウン。重い喪失感に包まれた物語は、春の訪れとともに再生をもたらすのか。多感な思春期の、象徴的な物語。
『ラピスラズリ』山尾悠子
伝説の作家の数年ぶりの作品。冬になれば眠る「冬眠者」の一族をめぐる、時代と場所を超えた、滅びと復活の物語。
『氷』アンナ・カヴァン
氷に包まれ滅びゆく世界で、友人の「少女」を捜す「私」。繰り返される幻覚と圧倒的な孤独。謎に満ちた作家の遺作。
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網本平人
2019/11/28 14:56
朝井リョウ『何者』
就職活動生達の話。SNSでなりたい自分を演出し、現実で自分を押さえつけ、面接では気に入られるための自分を作り上げる。
自分はどう生きていくべきなのだろう?なんて、しばらく考えさせられそうな作品。
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網本平人
2019/10/28 23:46
>>56
まぁ『バイバイブラックバード』の方は、良くも悪くも伊坂幸太郎といった感じなので、『グッドバイ』のオマージュとして読むと、正直戸惑いはあるかもしれません(笑)
そういえば森見登美彦も『走れメロス』のオマージュを書いてましたけど、あれも酷かったなぁ。あっ。勿論いい意味で……
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錆喰いビスコ
瘤久保慎司:著 電撃文庫
第24回電撃大賞銀賞受賞作品。
とある兵器によって、すべてを錆つかせる「錆び風」の発生し、文明が衰退した世界。
キノコを操る「キノコ守り」の少年・赤星ビスコは、錆に冒された老恩師を救うべく霊薬「錆喰い」を求め旅をしていた。
邪悪なる知事・黒革の指名手配によって追われる中、ビスコは同じく錆に冒された姉を持つ少年医師・猫柳ミロと出会い、彼も巻き込んで疾風怒濤の冒険へと出る。
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キノコと聞いて、かなり久しぶりに読んだラノベでしたが、圧倒的でした。構成力が素晴らしい。本筋に必要な登場人物が序盤ですべて無理なく揃います。掴みも、主