万里なお
ナオくんが先生に救われる物語、なのだと思って読み始めたら、まさかの先生がナオくんに「救われていた」物語、そして再度「救われる」物語でした。 思いもよらない展開にドッキリとさせられながらも、先生の一人称で進むこのお話はとっても簡潔な文章で、先生の内面にある「痛み」もじわじわと伝わってくるものでした。 私はナオくんと先生がゆらゆらゆれるお洗濯物といっしょにダンスを踊るシーンがとても大好きで、今思い出しても胸があったかくなってきます。 あおいお空の下で、大の男二人が手を繋ぎ合ってくるくる回っているだなんてそれはそれは滑稽でしょうが、とってもロマンチックです。文章からその映像がしっかり瞼に浮かんでく
ネタバレあり
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