(少しダブってますが、つづきです) 「 私からは、二度目の今回、つなべさんの文章センスの良さをぜひつけ加えたいと思います。  とても読みやすい文章であると同時に、比喩や描写がさりげなく的確なのです。  少し引用してみましょう。 「─奈央。  名前を呼ぶ心地いい声は、いつでも耳で再生できる。その柔らかい声も、上下する喉仏も、骨ばった長い指も、細身の体とTシャツの間のゆとりも、首筋に顔を埋めたときのにおいも、奈央を抱きしめる温もりも。細かいところをあげればキリがないほどに好きで、好きで。」  奈央が優斗を好きで好きでたまらない気持ちがあふれるように伝わってきます。読者はどうしてもこの恋を応援し
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つなべさま。 山影です。お待たせしました。 「おたまじゃくしの憂鬱・後編」のレビューを書きましたので、ご確認をお願いします。 「 妄想コンテスト「演じる」で、見事に2度目の大賞を受賞されたつなべ夏さん。(「そのままで」https://estar.jp/novels/26024814)  前回、つなべさんの「おたまじゃくしの憂鬱」の、主に前編を中心にレビューをさせていただきました。  1件
つなべさま、遅まきながら、明けましておめでとうございます。 『おたまじゃくしの憂鬱』のレビューのほうなのですが、 今何かと私事で慌ただしくなっておりますので、いましばしお待ちください。 どうぞよろしくお願いいたします(^-^)
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つなべ夏さま、こんばんは。山影遥です(少し名前変えました)。 次のレビューを、いよいよ『おたまじゃくしの憂鬱』完結編にしたいと 思っているのですが、やはり年末は何かと忙しく、年明けになってしまうと思います。 すみませんが、どうぞよろしくお願いいたします。 (仕事辞めても、なぜか年末忙しいです💦)
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@山影遥(旧山陰遥):村川さま、お待たせいたしました。 『薫~書の道、愛の道~』のレビューです。 ご確認をよろしくお願いいたします。 「 「書の道」を通じたヒロインの成長物語。  そのようにも言えますが、この作品はそれにとどまらないすべての人物たちの「成長物語」であり、群像劇であるとも言えます。  「書」の世界の奥深さ、面白さは冒頭で示されます。 「『一』という字はただ横に線を引くのとは違っている。始筆、筆速、終筆で字が違ってくる。書道を知らない人には同じに見えるかもしれないが、少しでも書道をかじったことがあれば、『一』だけでも字のうまさがわかる重要な文字だった」  このまっすぐな道。この作品を貫く一つの道であり、読者はそこに魅惑の世界を感じ取るに違いありません。  さて、母を思いやるあまり、母の期待に応えて生きてきたヒロインの薫は、就職活動に惨敗し、すっかり自信をなくしたところで、ある書道教室の入り口に掲げられた文字「群青」に強く心惹かれます。書道教室を営む佐伯に導かれるままに体験教室を経て、書の面白さに気づいた薫は、そのまま入会。周りは生徒とはいえ、師範資格も持っているような達人ばかりの中、薫はひたむきに練習に励み、どんどん腕を上げていきます。  ところで、この物語は、単なるサクセスストーリーではありません。  書の道に目覚めた薫の純粋な姿が、周りの人々や、そしてやがて恋に落ちる師範の佐伯をも覚醒させ、新しい道へと誘っていくのです。波乱万丈に読ませるストーリーの中にそういった過程が一本貫かれ、読者はそこに清々しさと温かさを見出していくことでしょう。そして、自分自身もそのような生き方を目指したい、という気持ちにさせられるのではないでしょうか。  もう一つ、薫を目の敵にする女性、貴子の描き方が印象的でした。裕福で容姿にも恵まれ、書の腕もすぐれた彼女はわがまま放題にふるまい、読者は初めは嫌悪感を抱くかもしれません。  しかし、作者は、そんな彼女にも、彼女なりの苦しみがあることを丁寧に描いていきます。苦しみののち、貴子自身も成長をかちとっていることを、読者は見てとることでしょう。  その他の人物たちも皆それぞれに個性的な魅力を放っています。これだけの人物を登場させ、そして一つの道に目覚めていく姿を描き切るのは、並大抵の力ではありません。  ぜひ、おすすめしたい一作です。」
山影遥(旧山陰遥)
ほっとしました。ありがとうございます。 もちろん、ブログでご紹介いただけたら光栄です。 どうぞ今後もよろしくお願いいたします。
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村川さま、お待たせいたしました。 『薫~書の道、愛の道~』のレビューです。 ご確認をよろしくお願いいたします。 「 「書の道」を通じたヒロインの成長物語。  そのようにも言えますが、この作品はそれにとどまらないすべての人物たちの「成長物語」であり、群像劇であるとも言えます。  「書」の世界の奥深さ、面白さは冒頭で示されます。 「『一』という字はただ横に線を引くのとは違っている。始筆、筆速、終筆で字が違ってくる。書道を知らない人には同じに見えるかもしれないが、少しでも書道をかじったことがあれば、『一』だけでも字のうまさがわかる重要な文字だった」  このまっすぐな道。この作品を貫く一つの道で
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@山影遥(旧山陰遥):アポロン晃明さま。 お待たせいたしました。レビューを書かせていただきました。 私はファンタジーには慣れていないところがありますので、 修正した方がいいところは遠慮なく仰ってください。 「 まずは、痛快なのです!  「2031年からの世界が舞台のSFファンタジー小説シリーズ……その名もアポロン・ノーベル・ユニバース(ANU)」。今回ご紹介する「《テンペスト》TEMPEST」は、このANUの第一弾。  さてさて、この小説はなかなかの曲者です。全編が曲者といってもよい。  わかりやすくリズミカルな文体に吸い込まれ、心地よくその世界に漂っていると、気がつけば迷子になりかねません。  いや、これは決して悪い意味で言っているのではないのです。ミステリ感覚で、これも伏線か、あれも伏線かとぞくぞくしながら読むことができます。  ここではあらすじの詳細は書きません。すでにアポロンさま自身が詳細に扉ページに記されています。  ひとつだけ言わせていただくと、これは神《テンペスト》をその身に取り込むこととなった、自称平凡な25歳の男の現代版成長物語《《ビルドゥングス・ロマン》》。エレメンタリストのジーノを師として、自ら覚醒したアキラ。彼はジーノに導かれながら、地球の自然を食い尽くしてしまう、ウンブラという生命体との死闘を繰り広げます。そして最後の死闘の中で、師であったジーノを喪います。しかも、自分の中の「人間」を、あるいは人間らしい「感情」をなくしてしまった状態で。  一人世界に投げ出されたアキラ。第一部はここで終了します。  物語はまだまだ続きます。なぞの宇宙王国《アウルム》や新しいキャラの登場など、目が離せません。  果たしてアキラは、地球を救うことができるのか? *ちなみに、主人公アキラの名前が「晃明」というお名前の「晃」も「明」もアキラであることから来ているとか、物語中で神に祈りたくなったアキラがつい「アポロン神」を思い浮かべてしまうなど、遊び心も満載です。」
山影遥(旧山陰遥)
そんなに言って下さって、光栄です! ありがとうございます。 ではこのまま公開いたしますね。 宣伝は明日休日にします。 どうぞこれからもよろしくお願いいたします!
アポロン晃明さま。 お待たせいたしました。レビューを書かせていただきました。 私はファンタジーには慣れていないところがありますので、 修正した方がいいところは遠慮なく仰ってください。 「 まずは、痛快なのです!  「2031年からの世界が舞台のSFファンタジー小説シリーズ……その名もアポロン・ノーベル・ユニバース(ANU)」。今回ご紹介する「《テンペスト》TEMPEST」は、このANUの第一弾。  さてさて、この小説はなかなかの曲者です。全編が曲者といってもよい。  わかりやすくリズミカルな文体に吸い込まれ、心地よくその世界に漂っていると、気がつけば迷子になりかねません。  いや、これは
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村川久夢さま。 先ほどは失礼いたしました。 私は、最近エブリスタを始めまして、作家さんを応援したく、『山陰遥のレビュー集』https://estar.jp/novels/26014097を書いています。 そこで、少し先になるのですが、村川さまの作品のレビューを書かせていただきたいのですが。 もし大丈夫なようでしたら、推しの作品も教えていただけますでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。 山陰遥
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こんにちは。ご無沙汰してます。 レビューの件ですが、まだお時間をいただきますね。 とにかくいろいろな伏線が張り巡らされているので、なかなか読み解くのは大変です(文章はものすごく読みやすいです)。 また別の方の作品を先にあげるかもしれませんが、必ず書かせていただきますので、どうかお待ちくださいませ!
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つなべさま、ありがとうございます。 そのように仰っていただけると、私も本当にうれしいです(^-^) レビューは絶対書かせていただきますね。 少し先になるかもしれませんが、ぜひお待ちください!
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迂闊にもご病気とは存じませんでした。 どうか元気になりますよう、お祈りしております。 受験のほうも気になるとは思いますが、まずはご自分のお体をしっかりといたわってください。
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千勢 逢介さま。 お待たせいたしました。「伝えたかったこと、伝えられなかったもの」のレビューを書かせていただきました。 ご了承をいただけたら、公開いたします。 どうぞよろしくお願いします。 「 「あそこはダメだ。私が一人なのに、一人じゃないクラスメイト達がいるから。」  なんと端的な言葉なのだろう。端正な文章でつづられるのは、思春期の少女の繊細過ぎる心の動き。  過剰なまでに自分を厳しく罰し、そして必要以上に深く傷ついてしまう不安定な心。自分の心を偽れない生真面目さとそれゆえの痛々しさ。  作者の千勢 逢介さんは、このような思春期の少女の心をどうしてこうもうまく言葉にすることができるのか、と
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こちらこそ、です。ありがとうございます(^-^)
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千勢 逢介さま 突然連絡さしあげて、驚かれると思います。 実は、私は、エブリスタに登録して1か月超の者なのですが、すばらしい作品をご紹介したいと思い、「山陰遥のレビュー集」という作品を書いています。 今回、千勢さまの「伝えたかったこと、伝えられなかったもの」を拝読し、感銘を受けました。 ぜひ、レビュー集に掲載させていただきたいのですが、いかがでしょうか? ご返事いただけたら幸いです。 https://estar.jp/novels/26014097
アポロン様、こんにちは。 ご紹介いただいた「テンペスト」今拝読しております。 かなり面白いです! ただ、少しレビューを書くのにお時間をいただきたいと思っています。 そのため、別の方の作品を先にレビュー集に載せたいのですが、 よろしいでしょうか?
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@山影遥(旧山陰遥):阿坂さん、お待たせしました! 山陰遥です。 「捨てるをめぐる私たち」についてレビューを書かせていただきました。 ぜひご一読の上、気になるところはなんなりとおっしゃってください。 「 妄コン「私にしかできないこと」でみごと大賞をに輝いた阿坂 春さん。今回は、受賞作「捨てるをめぐる私たち」のレビューを書かせていただきます。 他にも何編か拝読したのですが、そこで受けた印象は、阿坂さんは独特のユーモアをもつ文体の作家さんだということです。面白おかしいというのではなく、上質な、にじみ出るようなユーモアがあるのです。  さて、「捨てるをめぐる私たち」ですが、主人公の樋渡宏輝は、子どものころにゴミ収集車に魅せられ、大人になってゴミ収集員となる夢をかなえた男です。しかし現実は大変な仕事。その中でいたってまじめな彼は、相棒の岡野の軽口に閉口しつつも仲良くゴミ収集作業を行っています。  最近、ある収集所である奥さんとその子どもの男の子がいつも収集のようすを見に来ています。何となく彼女が気にかかる宏輝。そんな彼女が「捨てたいのに捨てられない時はどうしたらいんでしょうか」とつぶやくように言うところから、二人の妄想は膨らんでいきます(もちろん読者の妄想も)。「捨てたいのに捨てられないもの」とは何か。浮気して殺した旦那の死体、子どものリク、はては彼女は幽霊でこの世への未練を捨てたいのではないか。岡野の軽口に怒りつつも、宏輝自身も疑念を捨てきれません。  この小説のうまいところは、初めに「旦那さんの死体だ」と思わせておいて、すぐに岡野にそれを語らせ、「じゃあ、違うのか」と読者を困惑させてしまうところです。そこから読者も一緒に「捨てられないもの」とは何なのかを考えざるをえなくなります。  ここで落ちを書くつもりはありません。ぜひ読んでみてください。そしてその落ちが、考えれば考えるほどじんわりと恐ろしくなってくることを味わってみてください。  エブリスタで約1年。さまざまの実績を残されている阿坂さまの真骨頂が見えてくるはずです。」
山影遥(旧山陰遥)
こちらこそ! 楽しく拝読しました。 ありがとうございます。 では、公開いたしますね😊
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阿坂さん、お待たせしました! 山陰遥です。 「捨てるをめぐる私たち」についてレビューを書かせていただきました。 ぜひご一読の上、気になるところはなんなりとおっしゃってください。 「 妄コン「私にしかできないこと」でみごと大賞をに輝いた阿坂 春さん。今回は、受賞作「捨てるをめぐる私たち」のレビューを書かせていただきます。 他にも何編か拝読したのですが、そこで受けた印象は、阿坂さんは独特のユーモアをもつ文体の作家さんだということです。面白おかしいというのではなく、上質な、にじみ出るようなユーモアがあるのです。  さて、「捨てるをめぐる私たち」ですが、主人公の樋渡宏輝は、子どものころにゴミ収集車
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阿坂 春さま こんばんは。とつぜんコメント失礼します。 いつも拙作を読みに来てくださってありがとうございます。 おかげでエブリスタデビューも軌道に乗ってまいりました。 そこでお願いなのですが、次回のレビューに阿坂さまの作品をぜひとりあげたいと考えています。 もしよろしければ、イチオシの作品を教えていただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
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