遅すぎる夢を見る

夢を持ち得ない私には、夢見るアリアちゃんが眩しすぎた。

来年の八月に死ぬ君に、生きる理由を

旅人は、来年の八月に死んでしまう。だから、もう関わらない

転校生の無口な天使は、俺にだけおしゃべり

無口な転校生は北海道弁！？

磨く

拾い上げた石をポケットに詰め込む

ただいま、我が家

一人暮らしの家は、寒くて、寂しい。幻覚を見てしまうくらいには

雨も痛みも、栄養に

自分の心の痛みに、気づかないふりをした

夏休み、異世界旅行中

おばあちゃんの家が異世界に？

世界の全てが、先輩だった。

先輩が好きで、先輩しか私の世界には存在しなくていい。

降り頻る雪は愛の証

ペンギン夫婦になろうって言われたのに、私たちやっぱり恋人らしくないよね

今日も胸の中で降り積もる

ただの白い世界が、特別なものに変わっていく

サンタの贈り物

冬の贈り物は、真っ白な犬でした

いじわる先輩とレンズ越しの恋

写真部にいた背の高い先輩はいじわるでした。

君は僕の愛しい人

泣かないでよ、愛してるよ

私の彼氏は大型犬

彼氏が最近、犬に見える

君の知らない、君の好きなところ

君は知らない。私が君を好きなこと

恋とココアは甘ったるいくらいで

俺の好きな人は甘ったるい匂いのする、生クリームの乗ったココアが好きだ。

もっとずっと好きがいいの！

ハートがポロポロとこぼれ落ちて行く音がする。

めざせ！ペンギン夫婦

私を好きにならせます、先輩！

勘違いの運命

元カノの口癖は運命だった

恋をすると、人間になれるらしい

一緒に年を取って、一緒の墓に入りたい。

今度は私が魔法をかける番

俺魔法が使えるんだよね、と嘯いた中学生の思い出

最後に願うこと

終わりの時まで一日となりました。とラジオが告げる

ぱんだの傘

私は可哀想な子らしい

クリームシチュー

父さんはクリームシチューだけは得意な人だった

たとえば明日がサラダでも

お腹が空くうちは、大丈夫

愛は無く、哀で泣く

今でもまだ好きだ。でもこれは愛じゃない。

きらめいて、恋

福田くんは、りみちゃんの彼氏。

彩綾

僕にとっては、運命だった。

いつか、また

香りは口ほどに物を言う

その人は、いつもさわやかな春の匂いがした