アフターライフ

「死」を乗せたトラックは遠い目的地を目指し、高速道路を走っていく。

なぜあなたばかり読まれるの？

創作を6年続けている主人公が未経験の友人に創作を勧めたら自分より遥かに才能があって……

ネズミの見た海

小さなネズミの大冒険

執筆不調と綴りたい日々

夕暮れ時の散歩、ぼんやり眺める高速道路、海のキラキラ、思い出のじゃがいもパン

知らない町へ行こう

彼女のSNSアカウントを見付けてしまったのは数ヶ月前のことだった。

梅の実が腐るころ

彼女はまだその家にいる

静寂の音

私、ただ聞いただけなんですよ。

オトノ怪

声を奪う化け物のお話

永遠のマジックアワー

時よ、止まれ

真夜中のポテトサラダ

訪問者たち

訪ねて来たのは人間か、それとも……

夕闇の川

作家志望の拗らせ大学生はペットボトルに自縛霊を入れ、川の上流を目指す。そこにあるものとは……

ブルーアワーにとける

小雨の降る夕暮れ。二人で校舎の残骸を見に行こう。

すべて私の妄想だったら良いのですが

深夜の駅で行われた呪いの儀式。その目的とは……

白銀の国―極北のクヌート―

雪と氷に閉ざされた世界で、青年は呪いの子と旅に出る。

Lost Inside―取り戻せない過去―

総合病院で働く古見理英は、高校時代の親友ミサキの死を引きずっており、2年以上彼女の悪夢に悩まされていた。

海月と流星群

ペルセウス座流星群が極大を向かえる夜、青い光を放つクラゲの大群が現れるという。

誘い雨

私は雨に食べられた。

「辞めれば良かったのに」

「自業自得」なんて言わないで。そんなに単純な事じゃない。

夕凪の海

潮風の吹く港町、夕凪の海。平成最後の夏、私は無くした思い出を取り戻す。

もう一人の白雪姫

「お婆さんから食べてください」王妃にとって、その言葉はまるで死刑宣告のようでした。

【ひとくち怪談】暗がりで誰かが呼んでいる。

彼らはいたる所に潜み、私たちを暗闇から手招きする。

映り込んだヒト

写真を撮ったら奇妙な男が映り込んだ。

腐敗

そんな腐りかけの肉を閉じ込めておいたところで、どうにもなりませんよ。

子供な大人

私は家族を捨てたの？ それとも家族に捨てられたの？

また明日

思い出は明日を支えてくれる。かつての親友にも引き会わせてくれる。

幼い焦燥

すべてが嫌になったとき、すべてが元通りになる。