「あなたはいま、何処に居るのですか。 私はここに居ます。 今も、そしてこれから先もずっと。 ずっと、ここで……。」 彼は眩い光の中で迷子になりました。 昭和20年、戦時の空で零戦を駆る最中、それは起

あの『うしろの風子』の一件から1ヶ月半後。 　今度は、光平のスマホのみではなく、高校内で次々と「うしろの風子を見た」との目撃証言が浮上し始めた。 　起こり得るはずのないその新たな謎の現象の解を求めて、

　或る日突然、戦時を生きる男の心が、ある『縁』に導かれ時代を越えて現代の男子高校生の体に入り込んだ。 彼が迷い込んだ70年後の現代日本。 愛する者を護る為、己の命をも懸ける覚悟を宿した彼の目に映ったそ

　なぜか、スマホの画面の僕のうしろに居るはずのない風子の姿が。 　なぜか、僕のスマホでしか見聞き出来ない風子の声と姿。 　そしてなぜか、氷のように冷たい僕なんかに向けられた風子の顔は、いつも笑顔だった

私が『私』としてこの世に生を受けたこと。 今この時、この場所に居るということ。 そしてそのなかで人と出会い繋がるということ。 それはすべて『縁』のおかげ。 そんな数多の『縁』による出会いのなかでも、

こんにちは。 この度は、スターツ出版文庫大賞受賞、本当におめでとうございます！　 書籍化検討とありましたが、もう本格的に書籍化に向けて動かれているのでしょうね(^^) どうぞ頑張って下さい！ 書店