つぶやき一覧

私は「苦難」のある物語が好きなんだ。 最近新作が出ると噂の十二国記を久々に読み返して思うに、あれはファンタジーの皮を被ったヒューマンドラマなのではないだろうか。 人の一生に苦難はつきものではないだろうか。 私は苦難があるからこそ、人は人らしく生きれるのだと思っております。 十二国記のジャンルはファンタジーであり、形式は異世界流転モノであり、主人公は選ばれし者であります。 近年にも似たジャンルや形式の主人公はおりますが、十二国記の主人公に「選択の自由」はほとんどございません。 また能力も並みであって、決して超人ではなく。 精神面に至っては「どこにでもいる普通の女子高生そのもの」であり、異世界