つぶやき一覧

記憶は上空から始まり。 クリアとは言えない空気の中を、順番に下っていく。 いろんなものを、物質を、他の仲間を、植物の感情までを通過して。 着いたのは冬の街。 ひらりひらり、舞い降りれば。 聞こえるは少女の歓声、それに応じる少年の声。 ふわり、笑って地面に落ちると、沢山の仲間が迎え入れてくれた。 温厚な雪の結晶は、翌日溶けてしまったのでした。
3D絵本 『何見てんの?』 俺が手にしていたのは、随分前に流行った3D絵本。 流行は去ったが、存在自体は消えていない。 目の周りの筋肉?を鍛えて、視力を戻そうという、アレだ。 最近視力が落ちている気がして、つい購入してしまったのだ。 もともと特筆するほどよくないから、これ以上落としたくないし。 視力が上がる期待、よりは。 これ以上視力を下げない方が重要なのだ。 『3D絵本。懐かしいだろ?』 『確かに流行ったよな、昔』 絶対必要がない道也が俺の手から本を取り上げる。 思いの外スーツが似合う道也は、ふーんと呟きながら、本を逆さまにしたりして眺めてい
ケーキ。今回はいくや視点。 ケーキ、に多少のトラウマがある香澄だが、某ケーキ以外は好物の部類に入る。 『イチゴが美味しい! あ、ジャムみたいのが掛かってるんだ!』 いつまた例のトラウマの発作のようなものを起こすかと思うと、選ぶ方も気が気でないが。 年甲斐もなく、というかなんというか。 俺のお土産を頬張る笑顔は、まぁ可愛いと言えなくもないから。 良しとするか。
ありの行列 『お兄ちゃん、何見てるの?』 妹の月華が、しゃがみ込むオレの背中から話し掛けて来た。 『?、あり』 ありの絵文字があったことに驚いている筆者を尻目に、淡々と妹の問いに答えた。 『ふーん、ありって面白いの?』 しげしげと月華はオレの背中越しにありの行列を覗き込む。 『別に面白くはない。 ここにどう水を流したら、この巣は死滅するか想像してるだけ』 『おかあさぁん、お兄ちゃんがこわいぃ~』 何故か急に泣き出した月華は、母親を呼びながら家に入って行った。 子供って残酷ですが、月華の兄の月之?は更に邪悪なんです。 そんな片鱗を少し。
ひとひらの雪。 ふわり、と雪が空を舞った。 俺の目の前を、柔らかく踊るように通り過ぎる。 今年、初めて雪を見た。 『見て、虎狼! 雪の結晶だよ』 俺の言葉より先に、月華の口からその名前がこぼれ落ちる。 彼女の視点の高さに到達していないはずなのに。 『本当だ、綺麗だね』 『うん! ね、ちょっとだけ積もるといいね』 沢山の、と言わないところが月華らしいか。 運動神経が悪くないくせに、ぽけっとしている彼女は、たまに足元がおぼつかないから、かもしれないが。 にっこり笑う可愛い恋人に微笑み返す。 月華の意識の先に、俺の視線があることを嬉しく思いながら
1件
更新が出来ません(・ω・;)すみません。 先週末で、仕事が契約満了になり終わったのですが、明日不思議と面接があります。決まれば即決です。 多分年末までの短期ですが‥。 それに受かったら繁忙期の為に更新は難しいかも!
おはようございます(´・Д・)」 小説群を眺めつつ、書き散らかしている感満載に気がつきました。 檸檬と手をつないでは書き直し予定ですが、他まで手が回るかなぁ。 手をつないで、きっと虎狼は何にも変わらないですが、甘過ぎて砂を吐きそうです。 でも今だから書けることがありそうなんで、頑張ります(=゚ω゚)ノ
キスは檸檬の味。 コバルト投稿用に書き直します! 香澄がちょっと乱暴に? いくやがもうちょい退廃的に? 年内完結を目指しますね! 読んで頂けるように頑張ります。 1ページは500文字程度です。
コバルト文庫、ちょっと応募してみたいんですが。 何とか時間を見つけてレモン改稿して応募してみようかな?10日で100ページ、いけるかな。 コバルト文庫、昔『姫君と婚約者』が大好きでした! 続きが出ていたら今でも読みたいくらい好きだ。
   いつもスター、応援ありがとうございます。  こちらの流れについていけず、毎回これはなんだろう?と頭を傾げるしか出来ないクリエータですみませんです。  投稿しようと開いてみても、あまりの文章の拙さとちぐはぐな展開に毎回頭を悩まし、ぱたんと携帯を閉める始末で……更新が滞っています。  一旦最後まで書いて更新がいいんだろうなぁ。  毎日数ページ更新が出来たら読み易そうだし。  そう思いつつ書きなぐるだけの駄目作者をお許し下さい。  改稿したい、どれもかも!  時間と体力と文章力がそれを許しませんが←大問題  書いたものをこうして皆さんに読んで頂ける環境に感謝し、来月位には時間は多