抜け落ちた記憶は保身のためか復讐のためか。

自身を構成する全てを失ったと悟った時、人はどうするのだろうか。 幼な子ならば。心の均衡を保つために、目の前の相手に縋り付くかもしれない。犯人だという記憶を封じ込めてまでも。 しかし記憶は悪魔として刻み
ネタバレあり
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情景から心情まで、丁寧に描かれた良作です。

情愛を感じさせる始まり。しかしそこにはすでにどこか儚さを感じさせる切なさがあり。 文を追うごとにそれは増していきます。 そして最後、また別の意味を含め、切なさは絶頂を迎えました。 読みながら自然と涙が
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この作品は非公開になりました

こんなお店に行ってみたい!

喫茶店の奇抜な設定に惹かれました。 文章の巧さもあって落ち着いたお洒落な情景が目に浮かびます。 俗世とは切り離された空間で二人の関係は静かに進み……最後どうなるのかと思いましたが、いい意味で肩透かし
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