蒼月 友

無限の色を司る道標

主人公の心象を映し出すかのような夜を舞台にした暗めのお話ですが、巧みで透明感のある筆致に導かれ、心地よく読み進めることが出来ました。 作中に登場するいくつもの色の名前が印象的です。目の前に広がる世
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蒼月 友

僕らが見た世界の美しさの中にも

ため息がでそうなくらいに美しい文章と内容でした。 考えれば考えるほど、世界は残酷なのかもしれません。だけどそれが、誰かを想う心の強さや、夏空の美しさを否定することにはならない。 生き方に正解などな
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蒼月 友

一つの理由

耽美的な文章で綴られた、悲しくも美しい物語でした。 「命とは何なのでしょうか」という主人公の自問が痛烈です。 自分が生きていく事で、記憶の中の存在を世界に繋ぎ止めたいという思い。 自分が死んでしま
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