命さえも

忘れてしまう前に

夕瀬ひすい

14分 (7,989文字)
短編です。暇つぶしになれば幸いです。

4 40

あらすじ

生きることに苦しむ「私」はようやく、その花畑に辿り着いた。 そこは不思議な花が咲く場所。「あなた」が教えてくれたものだった。 忘れもしないあの冬の日。 命を絶とうとした「私」は「あなた」に出会う

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

一つの理由

耽美的な文章で綴られた、悲しくも美しい物語でした。 「命とは何なのでしょうか」という主人公の自問が痛烈です。 自分が生きていく事で、記憶の中の存在を世界に繋ぎ止めたいという思い。 自分が死んでしま
ネタバレあり
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