祝福の道

私は小さい頃から不思議な生き物たちが見えていた。私はそれが嫌だった――

篝火 祀

14分 (7,997文字)
こんな世界が見えたら私だったらすごく喜ぶんだろうなと思いつつも、少女の苦悩を書きました。

6 10

あらすじ

私は小さい頃から不思議な生き物たちが見えていた。 風船のようにまん丸と膨らんだ狸に、二本の尻尾がススキになっている狐。浮遊する綿毛に空中を泳ぐ魚たち。みんなに見えていない存在が見える私は世間からした

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません