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エブリスタ
【楽園】の魔女

小説 ミステリー

墓守の異色西洋奇譚

【楽園】の魔女

アマート

(11)

「婚約者が消えてしまったんです」それは魔法による怪事件だった。

完結

212ページ

更新:2016/06/22

説明

2015年1月19日、完結致しました。これから校正に入ります。
……ページ削ったらページコメントずれた(当たり前)。
追記。友人が表紙絵を描いてくれました(*´∀`)



 時は19世紀末ヨーロッパ。
 そこである日、ある町、ある人が
 《失踪》 した。


 失踪した先は森の奥、
 屋敷の中に存在すると言われる

 【楽園】

 歳を取らず、苦痛を知らず、
 ただただ楽しく過ごせる世界。
 その心地の良さから、
 屋敷を訪れた人間は誰も帰って来ない。
 故に失踪してしまうのだと。


 そんな噂が巷に流れる中、
 一人の男が時計塔を訪れた。


 婚約者が消えたという男。
 解決の術を持つという、
 時計塔に住む探偵――ではなく、墓守。
 収まらない失踪。
 屋敷の中で催される狂宴。


 それらは全て、魔法使いによって引き起こされる怪事件。
 人々にかけられた魔法を、墓守が解き明かす。




※雰囲気ミステリー+ダークファンタジー+サスペンス+アクション。
※気持ち15禁
※この作品は、筆者の西洋好きとミステリー好きが拗れた結果の産物です。
※ただし筆者はおつむ弱いのでトリックはなし。本ミス好きな方は回れ右。心理的なんちゃって推理メイン。
※筆者の趣味で無駄に情景描写(特に建物)が細かいです。多数の様式名詞使ってます。

★19世紀末頃のイギリスやフランスといったヨーロッパを舞台のベースにしています。

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作品レビュー

浮影 あや子
浮影 あや子さん
【作品】【楽園】の魔女についてのレビュー

続きが気になって気になって、更新のたびに読みに来ていた【楽園】の魔女がついに完結ということで、はじめから通して読み返してきました。
最初の方、変わっていましたね。あいまいな記憶によると、精緻な描写が前のものよりさらに洗練されているように思います。あと墓の設定の変更に舌を巻きました。なるほど、たしかにそのほうがしっくりくる……。

さて、感想というか思ったことをつらつらと書いてみたいと思います。口下手ですのであしからず。
まずはやはり全体からにじみ出る19世紀ヨーロッパ感(いきなり日本語不自由)。きめ細やかな描写は場面の画に曖昧さを許さず、確固とした世界観を作り出しているように思いました。美しい言葉選びも相乗効果でヨーロッパ感を出していますね。すごい。
そしてやはりストーリーの厚み。最初から複雑に伏線は敷いてあるし、後半の意表を突く展開の連続は息をのみました。それとさすがアマートさんと言うべきか、感情の複雑で奥深いところに切り込んでくるので、心がすごく揺さぶられました。最後のクローさんの言葉は胸に沁みますね。
どのひとも一筋縄ではいかない思考の持ち主なのに、全員が違和感なく動いていくのは、アマートさんの作品を読んでいるといつもすごいなあと思います。

辛かった、憤った、悲しかった。でも最後に魔法は解けて、現実が帰ってくる。
心に残る作品を、ありがとうございました。

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2015/01/22 00:56
コメント(1)

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