雨降るあの日の父さんは

父さんと歩いた川の中

浅果好宗

青春 完結
3分 (1,782文字)

9 51

あらすじ

『父さんが僕をおぶって川の中の店に連れていってくれた』 僕の父さんとの思い出。 皆が嘘だと言うそれは、本当に嘘なのだろうか。

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感想・レビュー 6

思い出は心から残したいと思っているものと、忘れたくても忘れないものがあります。 この物語の主人公は幼い頃の父との思い出を周りから嘘だと言われ、自分の心の中にだけしまい込んでしまいました。 父のこと
ネタバレあり
6件
古き良き思い出は美化されたり、変化して記憶するもの。しかし、ここという絶対に変わらない箇所の記憶もあるからこそ、いつまでも覚えているものです。 長い月日が経ち、その記憶の答えを見つけるというのは実際
ネタバレあり
1件
死や災害というマイナスの要素をプラスの要素へと一瞬で変えるショウ。 それが作者の得意とする魔法の本質である。 幼い頃の父との思い出を嘘つきだと言われてもなお、それを信じプラスへと転換する機会を伺う
ネタバレあり
4件
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その他情報

公開日 2018/6/12