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かくもやあらん

小説 ファンタジー

かくもやあらん

ささかま

『道具』として死ぬことは必然でも 『人間』として生きることはできるはず

連載中

30ページ

更新:2019/02/22

コメント:旧題:『アティピコ』 Project ANIMA 3 中間通過作品

説明

 あらすじ
 100年前 各国首都に現れた『怪異』
食事も休息も必要ない それは殺戮を繰り返し 吐息で土地を腐らせた。
人類は首都から逃げてゆき、首都には怪異だけが残された。

 100年が経ち、地方の地下へ逃れた人類は怪異の脅威に対抗する術を手に入れていた。
人間の体に『顕現鉱石』と呼ばれる石を埋め込むことで発現する『異能』は、怪異との戦闘を可能にはしたものの、副作用として異能者の体をひどく蝕むため 寿命の著しい低下をもたらした。
そのため ベテラン兵も育ちにくく、地上での怪異との戦いはほとんど虐殺に近い結果。

 しかし人類は地上の生活を忘れられず、現状打破のため異能者の大量生産に出る。
戦闘ではなく より質の高い鉱石の採掘拠点を確保するために作られた『第5世代』の異能者たち。
その多くは しぶとく生き残るために回復特化の異能が発現させられた。
 これは その『第5世代』の偵察班の異能者の話。

 欠員が出たために6番小隊への配属が決まった コードネーム『アティピコ』は考えていた。
自分は採掘拠点を確保するための『道具』にすぎない。
それなら『道具』として役に立って死にたいけれど そのためには自分の性能をアピールする必要がある。あわよくば 優秀な『個体』として人々の記憶にとどまって死にたいと。
そこで 支部長の目の前で拳銃自殺し、自分の異能の有用性をアピールすることにした。

 例の拳銃自殺した子として噂になったアティピコ。
その場にいた同期のブリオーニから距離をおかれたものの、根本的な問題がわからなかった。

 しかし小隊長フルラの言葉で、いかに死ぬかも大事だが いかに生きるかも大事だと考えを改める
考えの違いで深まったブリオーニとの溝も浅くなり、清々しい気持ちで初任務に挑むが……。

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