ウパシの涙

北の大地に住まう、ある民族の物語

六花 夜

9分 (5,153文字)
『ウパシの涙 ー蝦夷千夜物語ー』改訂版です

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あらすじ

本文より 『山の緑がだんだんと濃くなり、そこから吹く風は雪解けの大地を強く蹴り上げてコタンに活気をもたらす伊吹となる。生命が満ち溢れる春に、ウパシの娘は亡くなった』

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

北の大地や民俗の情景が産み出す確たる世界観の中で、ウパシの優しい心までも目に映るような、哀しくも暖かいお話でした。完結した作品なのに、もっと長くこの世界に触れていたい、と思ってしまいました。
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