老木の手

賢治が北海道・網走の祖父の家で見たものとは。

蝦夷雪ひつじ

11分 (6,030文字)

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あらすじ

「あっ」  その瞬間、賢治は自分が声を発したことに気がつかなかった。目にした光景の意味がすぐに飲み込めず、心が騒ぐ。  そこに見たものは…… ー本文よりー

感想・レビュー 3

幼い頃の一冬の祖父との思い出。そこで出会ったものが主人公、賢治の人生を変えることとなる。 美しい表現で描かれる北国の冬の情景と、読者を釘付けにするような剥製になった動物たちのリアルな描写に惹き込まれ
ネタバレあり
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派手なストーリーはないのに、精巧な写実画を見ているようで見入ってしまいました。 無駄なく敷き詰められた一つ一つの言葉たち。 足を踏ん張り、汗をかき、年齢を重ねていく人物たち。 美しい。 それが一番
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読了です? 命なき者に命を知る。もしくは命を吹き込むでもよいかな。 興味深い題材でした。 写実的な描写に北国の雰囲気が滲んで、凄くノスタルジック。思えばさまざまなディティールの部分で懐かしさを強調して
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