偏愛ディストレス 第1話

第7話 Side 伊達：その名は毒殺

ここが学校でなければ。俺が教職でなければ。彼女が制服でなければ。

第8話 背徳の代償

「せんせ……」淡い街灯の下でも判るほど、彼女の頬は赤く染まっていった。

第5話 彼女は逃走不能

「男心というのは、時に女性のそれより厄介なんです」「……」

第2話 鶯の声

「実地で教えるしか、僕には無理ですから」「……帰ります」「賢明です」

第3話 ハリネズミのジレンマ

「ええ。無理強いは趣味ではないので、本気で嫌がられたらできませんでしたけど」

SD-11.苦味は甘味の後味

言葉で埋まらない時、他にどうして埋めればいいのか、俺には全然判らねえ。

初恋の香り＊番外編

二人っきりの時のあなたは私だけの秘密。

SD-15.パラノイアの隘路

今でも女は嫌いだ。男には到底理解できない理由で、嘘を吐く。

SD-16.切なさは苦しみに似ている

もっといじめてやろうか、とあやしげな恍惚が背中を駆け上がった。

愛嘘後日談 自立とは乖離のことである-1

この世には、２通りの人間しかいない。

第3話 感嘆を吐いて

好き。好きだよ。好きって、言いたい。でも言えない。

SD-13.乾いた身体を潤して

俺は、女が嫌いだ。……大っ嫌いだ。だからよけい、泣かせてはいけない。

第5話 愛なんていらない

色んな感情でグチャグチャだ。嬉しいのか泣きたいのか、自分でも全然判んない。

第6話 アブナイ先輩

「女から、真田のこと奪ってやろうとか。そういうの、思わないの」

第9話 Side 真田：好きで遠回りしている

──ああ、なんでこんな色気のない場所でそんな自覚をせねばならないんだ。

第11話 言い訳ロスタイム

「だめ、おかしくなりそう……」「……なれよ。俺のせいなら、いくらでも」

第4話 それでもいいって

あたし達は──彼が言ったように、ただの同僚。恋人じゃないんだ。

第7話 さなだとあたし

「危ない言い方すんな。……夜まで待てなくなるだろうが」

第8話 信じられるもの

「……相手がお前だから、そんな余裕がなかった」

第10話 Side 真田：宥めて欲しくて逆撫で

触れたら最後、止まるわけがない。

愛嘘-17.止まらぬ唯我独尊

「……才能ある人は言うことが違うなあ」「はん、売れるもんが人と違うだけの話だ」

愛嘘-16.孤高の嘆息、偏執の寵愛

「ああ、みっともねえ。こんなこと話すはずじゃなかったのに」

愛嘘-19.届かなかったラブレター

「──意地悪とか、悪戯せざるを得なかった。お前が困ってたのは知ってたんだけど」

SD-2.爆弾低気圧のつくりかた

「子どもなんて、すぐ大きくなる。……女の子は特にな。早いぞ」

愛嘘-20.これではまるで、奪い愛

「……お前、こんなとこで変な声出すなよ」

愛嘘-18.あからさまな秘密

「だから、仕返しってわけじゃないけど。私、彼に随分ひどいことした」

第10話 彼女の存在～学side

「俺の傍にいてくれよ」

第9話 永遠に。

「今、すっげぇ凛のことを抱きてぇ」