かず

作者は自らを『等身大の代弁者』と言う。 しかし私はこれまで彼女の作品をそのように感じたことがなかった。 確かに卑近な題材を用い、現代社会をそのまま描く作品が多い。 が、等身大を飾る、等身大以上の『何か』をいつも感じていた。 その『何か』は、時に爆発的な感動を呼ぶこともあったけれど、大抵の場合、――個人的意見として率直に言えば、蛇足だと思っていた。 この作品は、初めて作品の『等身大』を感じるものだった。 ノンフィクションに見える、という意味ではなく、 初めて描きたいことを思いのままに綴ることができたのではないか、と勝手ながら推察している。 いつもはめったに見られない文章の乱れが、逆にそれを示しているように感じられてならない。 『等身大の代弁者』紺野碧の、面目躍如の作品。 エブリスタ内の主婦層は、みんな紺野さんの味方になったはずです(笑) 奇想天外な設定は、それだけで読者を惹き付ける。 しかしそれ無しで、これだけの吸引力のある作品は、作者の筆力と、文章に込めた気持ちの賜物でしょう。
・9件
かずさん 勿体ないほどのレビューをありがとうございます!! 題材的には母親ならどこか一部を経験したことがあるだろうことなので、特別感はまったくありませんが、何でもないことの中にある幸せを感じてほしくて、あえてストレートに捻りなしで書きました。 書きたかったことかと言われれば、「もうちょっと何かあった方がいいんじゃないの?勝負ととらえるならこれはやめた方がいいんじゃないの?」という気持ちはありました。 ただ、最終的にこれを選んだのは、最初に降りてきたことが私にとっての「買い物」だったからに他なりません。 めったにみれない文章の乱れ、とありましたが。 いつもこんなもんですよ?(笑) 乱れて
8件
何がツボにはまるかはね~、 こればっかりは、文章力とか構成力とかじゃなくて、 単なる私の好みだから(笑) レビューも、イベントに参加した時くらいしかしないし。 フリーで私がレビューすること自体が、ファン登録並みに珍しいんだから、☆少なくても、自信持って下さい♥(笑) 私、目星をつけた人にしかレビューしないから。 でも☆はね、文章力ある人には辛くなる。 『もうちょっと私好みに書かんかいっ!!』って、自分勝手にマイナス点付けて、星ひとつ減らす(笑)
7件

/1ページ

1件