春永えい

二人の絆と愛が試される『Ⅲ』 『Ⅰ』とも『Ⅱ』とも比べられない...というかⅠ~Ⅲの中で個人的には一番読むのが辛かった(´;Д;`) 様々な試練が二人の前に立ちはだかって、こっちまで苦しくて切なくなりました。 明らかに涼ちゃん大好き!!って一哉くんだから、浮気とかないと私もわかっていたけど、写真を見てしまったり本人の口から事情や背景を聞かされないと不安になるよなーと、この時ばかりは「一哉このやろう」とか思ってました(笑) 聞いてたとしても二人の思い出の愛の巣に入ったとわかったら、そりゃ普通は半殺しですよね!!涼ちゃんになった気持ちで切なかった....!! だって、そうなる為に、涼ちゃんは離れたわけじゃないもんね。 『Ⅲ』は、それだけじゃなくて、まだまだ過去の悪夢がつきまとって、一哉くんや涼ちゃんを苦しめるわけだけど読んでて思ったのは、なんで一哉くんはこんなに魅力的でみんなに愛されるうだろうってこと。 顔がいい、歌が上手い、カリスマ性がある、それだけじゃないよねって。 私が大好きな漫画にあるキャラの一つのセリフを、その時思い出して納得しました。 『人は生まれた時、みんな丸い、生きていく途中で傷ついて沢山傷ついて、丸くなくなって、傷が反射して光って、ダイヤモンドみたいに強くなる』 例えると人の心ってそうかもしれないです。 亀裂があって欠けていて擦り傷だらけで尖った部分に丸みをおびて、それが見る方向で様々に変化して煌めいている。 それでいつか必ずそこに光が差す日が訪れたら、それまでマイナスだった傷たちは、逆にその人を輝かせる最大の魅力になる。 まるで一哉くんのよう。だからみんな彼に惹かれる。 涼という光が彼の前に現れたから一哉くんは更に魅力的になったと思う。 アンジェが好きになったのも彼の才能で、でもその未知の才能を引き出したのは涼ちゃんなんだよね。 だから涼ちゃんがいなかったら、アンジェは一哉くんを好きにならなかっただろうし海外にすら行かなかったかも。 実力はあったからデビューはしたかもしれないけど以前の【トーイ】だったら続かなかったかもしれない。 たられば話だけど、それくらい一哉くんにとっての涼ちゃんはすごい存在ってことですね。 そういう存在に巡り会えることの素晴らしさが詰まってると思います。 皆さんも待っている続編、楽しみだな。 子供は男の子が希望w
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またもまたもレビューありがとうございます!! 一番読むの辛かったですか…。 書き手としては、終結しなくてはならなかったので、ああいうストーリーになるべくしてなってしまいました。 「一哉このやろう」はウケました笑。 絶対的に涼には許せなかったことをされてしまいますが、それでも結局涼は許さざるを得ない。 そこが年上の辛いところでもあり、同時に彼女の包容力なんですよね。 一哉、感謝しろよと思いつつ。 えいさんの言う漫画のセリフ、すごく素敵ですね。 単なる石ころだった人生でも、いろんな経験をしていく中で光輝いていく。誰しもがダイヤの原石だったわけですね。 それをさらりとセリフにまとめられるあたり、
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『一哉このやろう』はもちろん、ビートなたけちゃん風でw怒る気なしw 一生頭上がりませんよねw あら。やだ。漫画好きがここにも/////私のおすすめでよければ、がんがんオススメしちゃいますよ!! 槙ようこ先生の『山本善次朗と申します』というりぼんコミックの漫画です^^ 略して『山善』w 幽霊が見える女の子(小学生)が主人公で、そのお父さんが山本善次朗さんなのです。 いろいろ言ってしまうとネタバレになってしまって、面白くなくなっちゃうので、ここでオクチチャックしておきます(*´∀`*) 全5巻で集めるのに程よい長さ。 子供に執着する母親とか出てくるのだけれど(一哉くんのところとはまた違った
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