藤白 圭

この世は意外と曖昧なもので成り立っている。 虚と実 嘘と真 この世とあの世 現と夢 全てをキッチリハッキリさせないことで、実は上手く回っていることも多く、そのボーダーライン上にいるからこそ、妥協しつつも、自分にとっては、平凡で平和な日常を過ごしていられるのかも……と、哲学じみたものを感じさせながらも、そのボーダーラインを越えたときに、実は運命は本当の意味で回りだす!と思わせる作品。 柔らかく、つかみどころのない文章が、読み手の好奇心をくすぐり、どんどん物語の中へと引き込んでいく。 彼らが出会ったのも偶然であり必然。 そして、様々な嘘が散りばめられている中にある真実。 それを知ることによって、事件も彼の本心もが明るみになる。 始終不思議な雰囲気に包まれていながらも、心の根底にある深い部分まで掘り下げられた物語の序曲と言うべきでしょうか。 続きが気になって仕方がありません。 シリーズラストまで、しっかり楽しまさせて頂きます!
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わああぁ、快紗瑠さん『RIKU』にレビューをくださって、ありがとうございます!(;_;)嬉しいです。 たぶん今、最終章を読まれている途中からのレビューですよね。 それなのに、このシリーズで描きたかったものを驚くほど捉えてくださったレビューで、感激の鳥肌です! シリーズの第1章は、謎の後に一つの安易な答えを提示して、読者様に軽く親しんでもらおうと思ったのですが、この物語はもう少し曖昧模糊な超自然と、人間の心の不思議を描いて行きたくて・・・最終章はややこしくなりました(爆) この世は意外と曖昧なものでできている。本当にそう思います。 「これが真実だ」で終るミステリーではなく、もっと不確かな、だ
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そうそう! そうなんですよ。 最終章……今、中盤で「ええ!!ちょ、あれ?……ふぁっ?」となったので、再度一から復習しつつ、最終章も読む!というのをやっております(笑) いやぁ。 5章あたり、めっちゃいいところで終わったから、本気で連続ドラマだったら、一週間悶絶必須!!という感じだったんですが、ここにきて、更に期待をいい意味で裏切りられてます(笑) 性別は……ふっふっふ。 実は…………オカマバーで働いておりまして……戸籍上は……ですが。 工事中なんですよ。 なぁんてことはありませんよ!!(  ̄ー ̄)ノ←あ、でも、どうだろ。世界は全て曖昧で出来ていますし?←おい! ただ、この作品
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