僭越ながらコメントさせて頂きます。 私がこの作品を読んだのは、リクの番外編であるイエロー・オーカーを読ませて頂いた後でした。 その為か玉城が感じた部屋の臭いや絵に関連した部分で、10歳のリクを頭に浮かべながら少し口元を緩ませて読んでいました。 作者様には毎回驚かされますが、この作品も物語を読むにあたってストレスを全く感じません。 繊細な表現を分かり易く受け入れやすい文章に変え、気付いたら自分も物語の中に居る、そんな不思議な世界を生み出しています。 それに伏線の張り方も凄い。リンゴの皮むきをして食べない……リクの気まぐれかと思いながら読み進めていましたが、最後に少女のお願いの部分で、さり気ないリクの優しさに少し涙が出ました。ここでも全てを語らず、はっとさせる手法が上手に使われています。そして私が玉城なら、迷わず進んで行くでしょう。 そしてリクの何処までが本当で何処までが嘘かを、玉城と同じ様に頭を悩ませながら読み進める自分にも少し笑えました。 普通に書店で買って読んでも、全く遜色のないレベルの作品だと言えます。 玉城と少女がこれからリクを追い、どんな物語に繋がって行くか……続きがここまで気になる作品に、久しぶりに出会えました!
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タッくんさん~!! まさかこんなに早く『RIKU』1を読んでくださるなんて! そしてこんなに素敵なレビューまで(゚´Д`゚)゚ 本当に感激です! ネタバレ覚悟で出した『イエロー・オーカー』、タッくんさんを連れて来てくれてありがとう~。(って自分のSSに言う?) ストレス無く読めると言ってくださったのも、すごく嬉しいです。 すんなり彼らの世界に入ってもらえたらいいな~~とおもっていたので。 ああ~、リンゴ。 そこに触れてくださって嬉しい。 リクの性格を、説明抜きで伝えたいと思てたのですが、タッくんさん、ばっちり汲み取ってくださるんだもん。嬉し泣きです(;_;) そしてね、実はね・・・・・・

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