絢川るな

完結お疲れ様でした(*^^*) 久しぶりに会えたリク・長谷川・玉城…もう胸がいっぱいです。 うわべだけの言葉や優しい素振りでは誰の心も動かすことは出来ないけれど、 不器用でも心からの優しさや真っ直ぐな思いには、人の生き方さえも変えてしまう力があるのだと感じました。 気難しいリクが長谷川や玉城に少しずつ心を開くようになったのも、 逃げ続けようとしていた波子が方向転換したのも、 無骨な男性が少年の犬を預かったことも、 すべてはひたむきな思いに心を動かされたからだと思います。 胸が押し潰されそうな切ないエピソードもありましたが、優しさに溢れた魂達も波子も、行くべきところへ辿り着けそうですね。 「冬の犬」というタイトル通り、真っ白な雪が降続ける中、真っ白な犬に導かれるように進む一つの物語がまた深く胸に刻まれました。 それにしても長谷川の力強さは素晴らしい。 長谷川のパワーの前には、運命や霊的な者達でさえも道をあけてしまいそうな…リクとは正反対の現実的な逞しさがドンと心に響きました。 (勿論長谷川にも繊細な部分は沢山あるし、リクに触れるシーンはドキドキしましたが…) 今頃リクと玉城は高級そうなティーカップでお茶でも飲みながら、 あるいは真新しい毛布にくるまって、 温泉旅行の相談でもしていることでしょう。 長谷川からの突然の贈り物に少しだけ動揺しながら…(^^; またまた素敵な物語をありがとうございました!
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るなさん~! 冬の犬に、とっても温かいレビュー、ありがとうございました! ちょっとホンワリムードな3人の物語、楽しんで頂けたならこんなにうれしい事はありません^^ リクはすっかり(玉城の前では)温和になっちゃって、ツンデレな感じが無くなっちゃいましたが、それはそれで、またちょっと可愛いかなと(親ばかですみません><) 冬の山でそれぞれに、切ない出会いをさせてみたいなと思ったのです。 るなさんが、その悲哀や切なさをしっかり受け止めてくださって、感激です。 要所要所に出て来る犬たちは、もしかしたら同じ犬ではなく、それぞれの魂を導く犬だったのかも・・・と、書きながら思ったりもしました^^

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