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願わくば花の下にて春死なん
あめ(現在こちらでは活動しておりません)
2017/2/8 21:24
大きな翼を広げたような桜の木。 しかし、足元は軛で繋がれている。 私達も同じだ。 そこで出会った老女がまるで懺悔をするかのように、ククノに告白をする。 彼女は、贖いを軛として生きてきた。 それをククノに告白することで、軛を外し両翼で羽ばたこうとしたのかもしれない。 生きることの意味を探すことは辛い。 生きながら傷ついて行くほうがよっぽど楽だ。 何もかもが、突き刺さり、震えさせる。 このような物語を紡げるのは、私のように浅はかな人間ではなく、苦しみを知り、傷つくことを知っている者なのだと思う。 3回も繰り返し読みました。 その度に涙が溢れました。 おばあちゃんの言葉のひとつひとつが胸に突き刺さるのです。 うまく言葉に出来ないのが悔しい… このような素晴らしいお話を書いてくださり、本当にありがとうございました。
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丹一
2/8 21:34
あめさん、感無量のレビューありがとうございます。 軛に気づいてくれて、感謝です。 それがあるから生きていける、と自分は思います。 老人が軽視される乾いた時代、ちょっと問いたいと書いてみました。 読み解いてくれて、作者冥利に尽きます(ΦωΦ)
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あめ(現在こちらでは活動しておりません)
2/8 21:39
軛があるからこそ、生きていける。 本当にそう思います。
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